以前から興味のあった
アレクサンダーテクニークというメソッドのレッスンを受けてきました。
アレクサンダーテクニークとはピラティスさんと同時代、
場所はイギリスの植民地時代のオーストラリアで、(日本は明治時代です)
俳優をしていたアレクサンダーさんが声が出なくなったことをきっかけに
からだの使い方を観察してつくりあげたメソッドです。
ピラティス同様現在たくさんの俳優、音楽家(声楽・楽器(管楽器・ピアノなど))の方たちが取り入れていることで有名です。
この時代の方たちは薬ではない自分の生まれ持ったからだの素晴らしさへ着眼点が向いているのが特出すべき点でだなぁ。時代環境とかが関係しているのでしょう。考察してみたい。
ピラティスは動く瞑想と言われていますが、アレクサンダーテクニークは動かないワークでした。からだの動きを止めることで本当に必要でない動きをみつけることを学ぶのです。
からだの大きさやいま存在していることをからだの各部分に教師の方が語り掛けます。脳に語り掛けることになるのだそうです。
動きが停止すると、不思議なことに動かされたとき、スムースな動きを阻害している動き(ロックのかかったところ)がうかびあがってきます。
うかびあがったら、きづき、そこに行っていた力をやめることを体現します。
ようするに不要なので捨てるってことでしょうか。
すると、そのぶん、教師の方が語り掛けるそれぞれのからだの部分の存在が
大きくなって いきてくる。という感じなのでしょうか。
こう書いてみると、ステイホームの時間とかさなることにきづいてしまい、
ちょっと驚き。。とまった時間にうかびあがった随分と長い間自分のものだった様々なもの
でいらないものを捨て必要なものだけ残すことをしていましたから。
初めてのアレクサンダーテクニークは雲のなかにいるような五感でした。
最初は何が何やら。けれどからだを順々に声掛けで認識のアプローチをされると
たしかに脳に何かが刻まれていたようなのです。
雲につつまれたままレッスンが終わり、すぐにマシンピラティスの練習をしてみました。
すると要らないとわかった動きの箇所が、いままでもそうしていたかのように
自然に動かなくなっていました。見事に本当に。
人間のからだの不思議。
前のブログにも書いた通り、一度脳が記憶した動きが自分の動きとして変化していました。
人間のからだってやはりすごい。じぶんのからだたいせつに、たいせつに、つかいます。い
今の時間、自分のできることをして お渡しできるものをより充実にしていきます。
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